うちの2歳の娘の頭の先からつま先まで愛用中の、ぬくもりミルクローション。
「全成分の95%が保湿成分でできていて、99%が天然由来」とのことで、使い心地はとても優しくてサラサラです♡
でも、娘はまだ2歳だし、汗っかきで超敏感なお肌。小さな引っ掻き傷もあるので「成分、本当に大丈夫なのかな??」と不安になったので、刺激になりそうな成分を全部調べてみました。
あわせてこれまで使ってみた有名ドコロのベビーミルクローションと比較したら色々分かった事があるので、アトピーや乾燥などでお肌が敏感になっていたり、ぬくもりミルクローションの全成分や刺激になりそうな成分が気になる方は、購入される前にぜひチェックしてみてください。^^
Nukumoriミルクローションの全成分
まずは、ぬくもりミルクローションの全成分はコチラです。
ぬくもりミルクローションの配合成分の特徴
ぬくもりミルクローションを見ると、なんだかホッとしませんか?
そう。
この全成分を見て「不安に感じるような成分」がすごく少ないんです。
成分の多い順から、お水とかグリセリン、コメヌカ油・・・セラミド、ヒアルロン酸、ビオチン、植物エキス。
「これってきっと○○が原料だナ」っていうことがなんとなくイメージつくほどシンプルな原材料名がズラリ。
私は理系ではないので詳くはないんだけれど、成分の中に天然成分が多い!ってことはスグ分かりました♪
植物由来じゃないと絶対ダメっていう訳ではないけれど、私は個人的には「○○エキス」は好きで、カラダにとって自然だと思ってます。
全成分の95%以上が保湿成分♡
これってすごいことなんですけど、ぬくもりのミルクローションは、全成分の95%が保湿成分です。
しかも、そのうちの99%が植物由来成分です。ややこしいんですが、つまり全成分の94.9%位が植物由来ということなのかな?^^;
公式HPでも「敏感肌でも使用できます!」と書いてあるので、勇気が湧いてきますねー。
もともと、このローションを開発されたコスメコンシェルジュの方はご自身のお子さんの敏感肌をケアしたいと思って開発を始められたとのこと。
今も3歳になるお子さんにぬくもりローションを使用されているとのことですが、使い続けることができて、コスメコンシェルジュであるご自身も納得のできる成分を配合していますので、その点でも信頼ができます。
(私は、使用上で疑問や不安を感じた時にカスタマーサポートに電話をしたのですが、開発秘話やいろいろな保湿法を教えていただけたのでとても安心できました♪)
Nukumoriの保湿・整肌成分にはどんなものがある?
全成分から主役級の成分をいくつか抜粋すると、こんな感じになります。
多いですね^^
さすがは「保湿成分95%以上」とアピールしているだけあります。
この中からまずはお肌を整える成分、そして保湿成分とチェックしていきましょう。
①整肌(お肌を整える)成分
●お肌のビタミン2種
- 葉酸…ビタミンB群の仲間。肌を引き締めて皮膚を健康に保つ
- ビオチン…健康的な肌の維持、プルプル肌のサポート
葉酸・ビオチンはどちらもビタミンB群の仲間です。
ビタミンB群は「お肌のビタミン」と呼ばれていて、サプリとして体の内側から補給することも推奨されており、女性向けの美肌サプリにはビタミンB群の配合は欠かせないものとなっていますね。
ビタミンB群の中で「ビオチン」はさらにお肌や粘膜のコラーゲンの働きをサポートするため、髪・爪・肌の健康維持に欠かせない栄養素と言われています。
私もアトピーを内側からケアするために「高濃度ビオチンサプリ」を毎日飲んでいて、とっても調子がいいです♪
●天然植物エキス8種
- ツボクサエキス…肌の乾燥を防ぐ
- イタドリ根エキス…お肌を守る効果
- ローズマリー葉エキス…肌を清潔に保つ
- オウゴン根エキス…お肌のダメージをケア
- カンゾウ根エキス…かゆみや炎症を抑える
- チャ葉エキス…保湿効果、かゆみを抑える効果
- カミツレ花エキス…皮膚の柔軟性を保つ、炎症を抑える
- モモ葉エキス…肌のキメを整える収れん作用
「オウゴン根エキス」と「カンゾウ根エキス」は荒れやすいお肌のケア用品には常連の成分です。市販のかゆみ止めにも配合されることがあります。
「カミツレ」「モモ」はお肌に優しいことでおなじみ。
荒れがちな赤ちゃん肌にも使えることで有名な整肌成分ですね♪^^
②保湿成分
- コメヌカ油、スクワラン、グリセリン…高い保湿性。お肌に潤いをあたえる
- セラミド…油分を閉じ込めて乾燥から守る
- ヒアルロン酸、アミノ酸…肌の水分や弾力をキープする
- ベタイン…サトウダイコン(ビート)由来、高い保湿性
セラミドは単体よりも複数種類入っている方が安定するそうで、ぬくもりには2種類が入っています。
また、スクワラン、グリセリン、ヒアルロン酸、ベタインは手作りコスメでも定番の保湿成分なので、馴染みのある方も多いのではないかと思います。
補足ですが、成分表を見て「あれこれ入っているのは、よくないんじゃ?」と考えてしまいがちですが、心配ありません。^^
じつは成分が複数種類に分散されると1つずつの濃度が薄まるため、接触性アレルギー(かぶれ)の原因になりにくいと考えられているので、お肌の薄いお子さんや荒れたようなお肌には、複数種類入っている方が「より安全」といえるんですよ。
化学薬品たっぷりはイヤですが、植物成分ばっかりイロイロなのは贅沢な感じがして使っていて気持ちがいいよねってことで♪
他のベビー用ミルクローションにはない「オリジナル成分」がポイント高め
他社のベビー用ミルクローションでは似たような感じの配合もあります。
他社で私が知っている中で使ったことがあって、似ているな〜と感じたのは「アロベビー」でしょうか。
「アロベビー」は楽天ランキングで1位になっている人気のアイテムだし、赤ちゃん用品店にも置いてあるのでご存知の方も多いかと思いますが、、
似ているようで全然違う、「アロベビー」と「Nukumori」、ここではその違いを確認したいと思います。
アロベビーとNukumoriの比較。
実はアロベビーもアロベビーも「ツボクサエキス、イタドリ根エキス、オウゴンエキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス」までは成分はほとんど一緒ですが、決定的な違いは2つあります。
1つ目は、Nukumoriには「葉酸&ビオチン」が入っていて、アロベビーには入っていないこと。
お肌の栄養である葉酸・ビオチンは健康な細胞を作る上でとても重要な役割を果たしますので、お肌が今すごくもろくて健康的にしたいと考えているなら、葉酸・ビオチンのようなビタミンを配合したNukumoriの方がアロベビーよりも適していると言えるでしょう。
もう1つ目の違いは、Nukumoriにはアルコール成分が1種類しか入っていないのに対し、アロベビーにはアルコール成分が3種類も入ってしまっていること。
アロベビーに入っているアルコール成分はどれも化粧品に使われる種類の高級アルコールなのですが、やはり3種類も入って配合が多くなってしまっているのと、1種類しかなく配合が少ないものとでは、お肌への刺激性が違いますね。
私も以前アロベビーを使っていて感じたことですが、「サッパリしている」と感じる割にはムズムズとかゆみが起きてしまったので、アルコールが原因だったのかもしれません。
アロベビーとNukumoriを同時期に試したわけではないのですが、当時はアロベビーをリピートしようと思わなかったけれど、今はぬくもりをリピートしています。
事実、ぬくもりを使うと、お薬を塗らなくても肌が良い状態をキープできている。
その理由が、お肌に違いが現れてるからっていう感じです。
Nukumoriに入ってる刺激物のチェック!
Nukumoriはエタノール類・パラベン類がほとんど含まれていないので、これ以上にないほどお肌にすごく優しいです。
私も購入前に添加物をすべてチェックしたのですが、問題となりそうな成分はゼロでした。
一応ここでも載せておきますね。^^
- テトラオレイン酸ソルベス-30、セテアリルアルコール…乳化剤。皮膚刺激性の報告なし
- ステアロイルラクチレートNa…セラミドを助ける乳化剤。皮膚刺激性の報告なし
- ヒドロキシエチルセルロース、カルボマー…増粘剤。皮膚刺激性の報告なし
- 水酸化K…増粘剤。化粧品としては皮膚刺激性の報告なし
- PEG-60水添ヒマシ油…界面活性剤。皮膚刺激性の報告なし
一般的に「皮膚刺激性」が問題視されているのは「エタノール類」「パラベン類」「アルコール類」ですね。
もっと細かいお話をすると、同じエタノールと付く成分でも「フェノキシエタノール」と「エタノール」では強弱が変わったりするのですが、全般的には
エタノール>パラベン>アルコール(高級アルコール)の順番で刺激が強いとされています。
他社ミルクローションとの刺激性の比較
添加物の刺激はアトピー肌にとって一番気をつけたい部分なので(かぶれやすい、炎症・かゆみのもとになる)、他の保湿剤とも比較してみました。
ベビー用ミルクローションとして有名ドコロといえば・・・先ほど挙げた「アロベビー」や「ママ&キッズ」「ヴェレダ」ですね。
この3つと比較してみたいと思います。
全成分のうち、 エタノール(刺激強い) アルコール類(刺激弱い) |
|
ママ&キッズ ベビーミルキーローション エタノール1種類 アルコール1種類 |
水、BG、グリセリン、スクワラン、オリーブ油、水添パーム油、ジメチコン、イソステアリン酸PEG-60グリセリル、イソステアリン酸コレステリル、ベタイン、グリコシルトレハロース、キシリトール、トレハロース、ソルビトール、加水分解水添デンプン、セラミド2、セラミド3、コレステロール、パルミチン酸、水添レシチン、トコフェロール、ヒドロキシプロリン、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン、PCA-Na、ポリクオタニウム-51、カルボマー、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、ベヘニルアルコール、ステアリン酸PEG-5グリセリル、フェノキシエタノール |
アロベビー ベビーミルクローション アルコール4種類 |
水、グリセリン、オレンジ果実水*、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、オリーブ油*、シア脂*、ヒドロキシステアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ホホバ種子油*、ツボクサエキス*、イタドリ根エキス*、オウゴンエキス*、カンゾウ根エキス*、チャ葉エキス*、カミツレ花エキス*、ローズマリー葉エキス*、ラベンダー油*、ローズマリー油*、ラベンダー花水*、カニナバラ果実エキス*、タチジャコウソウ花/葉エキス*、ラベンダー花エキス*、キサンタンガム、トコフェロール、ダイズ油、ベヘニルアルコール、セテアリルアルコール、ヒドロキシステアリルグルコシド、ステアロイル乳酸Na、BG、ベンジルアルコール、デヒドロ酢酸(*印はオーガニック栽培原料) |
ヴェレダ カレンデュラベビーローション エタノール1種類 |
水、ゴマ油、アーモンド油、グリセリン、エタノール、ステアリン酸グリセリル(SE)、セテアリルグルコシド、水添ココグリセリル、トウキンセンカ花エキス、カミツレ花エキス、ミツロウ、カカオ脂、キサンタンガム、カプリル酸グリセリル、香料 |
ぬくもり ミルクローション アルコール1種類 |
水、グリセリン、コメヌカ油、スクワラン、セラミドAP、セラミドNP、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ダイズタンパク、葉酸、ビオチン、BG、ツボクサエキス、ベタイン、イタドリ根エキス、オウゴン根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、モモ葉エキス、テトラオレイン酸ソルベス-30、ステアリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セテアリルアルコール、ステアロイルラクチレートNa、ヒドロキシエチルセルロース、カルボマー、水酸化K、PEG-60水添ヒマシ油、香料 |
このように全成分からエタノール・アルコール類を抜き出してみると、他社には強いエタノールが容赦なく入っていたり、アルコールが多めに入っていたり。一方、Nukumoriはアルコールが1種類なので、他社と比べるとよりお肌に優しいということが分かりますね。
なお、ヴェレダの場合は5番目にエタノール(エタノール類の中でも一番強い成分)が入っていますので、刺激は本当に強いです。私も知らずに始めは何本か買っていましたが、娘がゴマ油にアレルギーを持つようになってしまったこともあり、ヴェレダはアトピー肌のケアではなく健康的な肌じゃないと使えないんじゃないかな〜、という結論に至っています。
補足)添加物は本当に必要なの?保湿剤のマメ知識
ちなみに、こういった防腐剤・抗菌剤成分ですが、どんな化粧品にでもある程度必要である。といわれています。
防腐剤をまったく使わないと「開封後は要冷蔵・1ヶ月以内に使い切る」・・・など使用上での制限が厳しくなりやすいのですね。
Nukumoriに配合されているアルコールは高級化粧品に含まれるものと同じ成分が1種類だけなのでより安心と言えそうです。^^
大手・他社と比較すると、よりハッキリとしてきますね。
今どき、顔用のお化粧水だってここまで抑えてないんじゃないかな。こだわり方はやっぱり凄いと思います。
コスメコンシェルジュのママさんが開発されたとあって、Nukumoriはかなり「コダワリ派」のための保湿剤なんですね。
まとめ
というわけで、ここではNukumoriミルクローションの全成分についてまとめてみました。
ざっとまとめておきますと・・・
- Nukumoriは、全成分の95%が保湿成分
- 99%が天然由来成分
- 15の無添加で肌に優しい
- 8種類の植物エキス、独自の整肌成分「葉酸・ビオチン」がポイント!
- エタノール・パラベンフリーで敏感肌にもやさしい
こんなかんじでしょうか。^^
ちなみに、他社との比較で挙げた銘柄は私と娘はすべて使ったことがありますが、成分はもちろん、使用感の上でもやっぱり違うな〜と感じます。
他社のミルクローションには、良い所もたくさんあります。アロベビーはシアバターやホホバオイルなどの保湿力もキー成分として入ってくるしオーガニック成分が多い。ママ&キッズもセラミドなどの保湿力が高いので、もっちりとして感触が魅力です。
・・・ですが、これらの保湿成分はエタノールを必要とし、刺激と隣り合わせの処方となってしまうようです。
だから、「お肌への優しさ」という点を一番重視するなら、Nukumoriはかぶれるリスクが少ないんじゃないかと。
実際、娘のおでこや頭皮のカサつきに使ってみても、私のあせも痕に使ってみても、不快な点がほとんどないのでとても気持ちがラクになりました。
なので、お肌がすごく敏感で、かぶれやすくて困っている・・・という方は一度試してみると良いんじゃないかなと思いますよ。^^
補足)引っ掻き傷がある方は塗る前にひと工夫を
さいごに一点補足ですが、Nukumoriミルクローションはとてもみずみずしいので、引っ掻きたての傷がある方はシミることがあると思います。
ただ、シミるのはエタノールなどの「皮膚刺激成分」ではなく主成分の「水」が原因なので、シミるのは塗る時だけです。他のローションのようにお肌に残らないのでかぶれにくいんです。サラサラっとしているのでお肌が気持ち良いということもありますしね。
なので、もしNukumoriのローションがシミてしまう場合は、ローションの前に「ホホバオイル」や「馬油」などお肌に優しく伸びの良いオイルを薄く塗っておけば、シミることもないし保湿力もアップして、ムズムズしすぎないです。
これは、Nukumoriに限らず、ローションがシミる時に使えるテクニックですよ。^^
それでは、最後にNukumoriミルクローションの詳細をもう一度振り返っておきたいと思います。
Nukumori ミルクローションの詳細
商品名 | ぬくもりミルクローション |
内容量 | 150ml |
---|---|
通常価格 | 3,980円(税抜) |
定期価格 | 初回 2,980円(税抜) 2回目以降 3,480円(税抜) ※シャンプー・ミルクローションセットのコース利用中に、更にお得な割引制度あり |
原材料名 | 水、グリセリン、コメヌカ油、スクワラン、セラミドAP、セラミドNP、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ダイズタンパク、葉酸、ビオチン、BG、ツボクサエキス、ベタイン、イタドリ根エキス、オウゴン根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、モモ葉エキス、テトラオレイン酸ソルベス-30、ステアリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セテアリルアルコール、ステアロイルラクチレートNa、ヒドロキシエチルセルロース、カルボマー、水酸化K、PEG-60水添ヒマシ油、香料 |
無添加項目 | ※合成着色料・シリコン・鉱物油・紫外線吸収剤・硫酸系化合物(サルフェートフリー)・パラベン・フェノキシエタノール・エタノール・防腐剤・DPG・PG・タルク・合成酸化防止剤・パラフィン・コカミドDEAが無添加 |
Nukumoriのキー成分は「葉酸とビオチン」、そして「アルコールがたった1種類しか配合されていないからお肌に優しいこと」です。
ムズムズしないのにお肌の内側が適度に保湿されている感じがして、外側はサラサラで使い心地がとても良いです。ビオチンのおかげか、使って数日でカサついてたお肌がみるみる変わっていきましたので、私も本当に驚きました♪
他社の低刺激のミルクローションと比べてみるならば、ドゥーエベビー、キュレル、アロベビー、ベビースマイル、アトピスマイル、ジョンソン&ジョンソン、ベビーノ、ヴェレダなどなど色々試してきましたが、今のところNukumoriが一番私と娘にはよかったです。
コチラのページでは、実際に使ったレビューもまとめています。ぬくもり自体は買えなくなってしまいましたが、似たようなボタニカル成分の保湿剤を試そうか迷っていて、敏感肌に使えそうか知りたい方など、チェックしてみてください。^^
あなたに合った保湿剤が1日でも早く見つかりますように・・・♡^^