〜今年 赤ちゃんとのはじめての夏を迎えるママさん&赤ちゃんへ、この記事をお届けします♡^^〜
赤ちゃんが成長して首がしっかりしてきたら、「縦型の抱っこ紐」の出番ですよね♡
私は「エルゴベビー」の愛用者でした。赤ちゃんといつも一緒にいる事ができるし、身軽だからどこへだって行けちゃう気分!ですよね。^^
でも・・・。
「最近、赤ちゃんのお肌が敏感になってきたかも?」って思うこと、ありませんか?
特にまだ1歳に満たない赤ちゃんで、関節が曲がるところの内側や、お腹や太もも(ハムになってるところ♡)にのしわの内側で湿疹ができている場合は、その湿疹はもしかしたら、「抱っこ紐」が原因かも。
初めてお医者さんから指摘されて驚いたけど、実際に抱っこ紐を工夫してみたら娘の太ももの湿疹がとても改善されたので、抱っこをしたいけどムレが気になる人はぜひ参考にしてみてください。
うちの子の場合(1歳0ヶ月頃):なんかどんどん赤くなっちゃった(泣)
うちの子は1歳過ぎまでボコボコのアトピー肌でした。
↓2017年3月ごろの娘(当時1歳0ヶ月)の右足と、右腕。
うちはエルゴの抱っこ紐で一日じゅう過ごすことが多く、「暑くなってきたから、あせもが出たかな〜?」という程度にしか考えていませんでした。
(思い返してみると、厚着+エルゴで毎日のように外出していたので、相当かわいそうな事をしいてたと思います。)
当時、漢方薬を半年以上飲んでいても改善の兆しが全くなかったのですが、湿疹の悪化原因が他にあるなら、いくら薬を飲んでもよくならないですよね・・・。
「抱っこ紐のデメリット」1歳過ぎて初めて指摘された・・・
漢方がなかなかうまく効果を表してくれなかったので、他の原因を疑ってアレルギー科を併設した小児科へ「食物アレルギー検査」を受けに行きました。
新しい小児科の先生は女性の方で、すごくテキパキとしていて知識がすごく豊富。そして、娘の湿疹のすべてを聞いてくださって、丁寧にお肌の状態を診てくれました。
そこで、初めて指摘を受けました。
「もしかして、いつもその抱っこ紐で外出されていますか? 」
娘の湿疹が悪化しはじめてから、約10ヶ月間、2か所の小児科、3か所の皮膚科、1か所の漢方内科に通院し、いろんなお医者さんに診ていただきましたが、こんな指摘を受けたのは初めてでした。
「抱っこ紐」がダメな理由はすごくシンプルだった。
意外に知らない落とし穴なのかも・・・ですが、「抱っこ紐」がダメな理由はたったの2つ。
- 長時間、ママ(もしくはパパ)と密着しているから。
- 長時間、同じ姿勢で圧迫されるから。
すごくシンプルですよね。^^;
ただ、①の「密着しているから」という理由はなんとなく想像つくのですが、②の「同じ姿勢で圧迫されるから」という理由は、「言われてみれば!」という感じ。
そういえば自分も同じような状況で湿疹が出やすいかも・・・と合点がいきますよね。
であれば、この2点に気をつければいいってことで、次に私なりに改善方法を調べてみて分かった事があるので、ご説明しますね。
1)「密着」に気をつけたい体の場所
まず、「密着」していることの影響から。
抱っこ紐で長い時間 体が密着していると、その間には空気が通らないため、抱っこ紐の中の湿度が上がってしまいますよね。
赤ちゃんはもともと汗っかきなのに、さらに汗をかくようになってしまい、「あせも」や「汗あれ」ができやすくなってしまいますよね。
気をつけるべきポイントは
- 密着しやすい「お腹」
- 赤ちゃんの吐く息が湿気となってあせもになりやすい「首」
- オシッコを吸収したオムツのあたる「お尻」
- 体勢的に蒸れやすい股関節周辺(お股〜太ももにかけての、内側)
こんなところです。
ムレについては、抱っこ紐の素材を通気性のよいものにする、抱っこ紐するときは親も赤ちゃんも薄着にする、などの工夫で少し緩和できます。
また、こまめに紐を外して普通の抱っこをしてあげて、ムレを発散させてあげるのも効果的ですね。
2)「圧迫」による影響について
つぎに「圧迫」。ちょっとわかりにくいですが、抱っこ紐は圧迫する箇所がいくつかあり、装着している間じゅう、体を圧迫しつ続けています。
圧迫されやすい体の部位は重力がかかる部位。また、抱っこ紐の縁から出ている四肢の所は、親が歩くときの摩擦がかなり多くなることが考えられますよね。
- 抱っこ紐の布の縁で圧迫される、脇の下とひざ関節の外側
- 股関節周辺(お股〜太ももにかけての、内側)
- 体重のかかりやすい、太ももの裏側
このあたりです。
(こういうアングルの写真が手元になかったので、ergobaby公式サイトからお借りしましたm(_ _)m)
また、抱っこ紐はママと密着できるから赤ちゃんが安心して寝てくれるので、長時間抱っこしたまま寝る・・・なんてことも多いと思います。
ママにとってはとても助かるのですが・・・
赤ちゃんは寝ている間はずっと下を向くため、首の皮膚も圧迫されてかぶれやすくなりますし、背骨にも負担がかかってしまうというデメリットがあるんですね。
解決法は、抱っこ紐の使用を控える(ベビーカーを活用する)ことでした!
「抱っこ紐を使わない」対策ですが、やっぱりベビーカーの活用が最善策になるようです。
いろいろ調べましたが、素材を変えようが、冷却剤を入れようが、抱っこ紐は抱っこ紐。密着と圧迫は変えられないワケで・・・。
というわけで、けっきょく私の場合は、抱っこ紐を極力使わないようにしました。
外出の際はベビーカーに戻しました。はじめは娘も湿疹は少しマシになったようで、私自身も助かりました。
密着ができないせいで、一時はグズつきやすくて大変になったのですが、ちょうど「つたい歩き」をするようになったので、自然と抱っこを要求してくることもなくなったので、それはありがたかったです。^^
なので、抱っこ紐のフェードアウトについては、何か新しい遊びやチャレンジを用意しつつ、取り組むのが良いかもしれませんね♪
ちなみに、うちの旦那さん的には「ベビーカーが良いって言ったり、抱っこ紐だったり、結局何だよっ!」と困惑していましたが、結果的には赤ちゃんのためにベビーカーに戻して良かったと思っています。
ベビーカーはやっぱり面倒だけど、お肌にやさしかったです…
うちの子は月齢的に普通にお座りができたのと、夏は冷却シートを使っていたので、夏だけれど全然ムレない!!というメリットもありました。
暑い時期に抱っこ紐だと、親の私たちにもけっこう負担があるじゃないですか?なので、思い切って抱っこ紐からベビーカー生活へ切り替えてみたらいかがでしょうか♪^^
まとめ。
というわけで・・・赤ちゃんの湿疹・あせもがなかなか治らない時の対処法・・・まとめです。
- お肌が弱い・湿疹を繰り返しているなら「抱っこ紐」が原因かも?
- 抱っこ紐の中は密着するため、湿度と温度が高くなりあせもになりやすい
- 抱っこ紐は紐や布で圧迫されたり、手足と布が擦れるところに摩擦が起きやすい
- 赤ちゃんが抱っこ紐の中で寝てしまうと、さらに湿度&温度&圧迫度アップ
- 抱っこ紐からベビーカーにしたら、あせもが引くのが早かった!(体験談)
こんな感じでしょうかね。
ちなみに、なかなかベビーカーに座ってくれないの!というヤンチャな赤ちゃんには「オーボール」などをプレゼントしてカミカミさせるのがオススメですよ♪^o^
また、まだ月齢の低い赤ちゃんは、ベビーカーは暑くて大変ですので、冷却シートの準備も必須ですね。(@@;;;
車での外出が多い場合は、チャイルドシートにも背もたれに装着できるタイプの冷却シートを活用して、あせもを防いであげましょう♪
一人でおすわりできない月齢だと「背もたれにベッタリ」なので、あせもがかなりできやすいです。
ちなみにうちはコレ使ってました。
上の子のクラスで仲良くなったママ友が使っていて可愛かったので、マネして買ってみたベビーカーのシート。
カワイくて人とかぶらないので、保育園のお迎えでもよく褒められましたよ〜♪
ちなみに、我が家では、旧型を2種類買ってチャイルドシートとベビーカーに装着。ヘビロテしてましたねぇ・・・。
去年の秋にベビーカーごと処分してしまったので写真がないですが(泣)
肌触りスベスベのパイル地で汗の吸収が良いし、乾きも早いのでガンガン洗えて最高なんです♡
楽天ランキングでダントツで1位なのも頷けますね。^^
他のは正直あまりオシャレじゃないのですが(笑)、もう少し手頃なものもあります。毎年デザインが変わるので、デザイン選びもけっこう楽しみになるものですね。^^;
参考になりましたら嬉しいです。^^
他にも「あせも」と「汗あれ」の違いについてまとめています。もしよければコチラもぜひご覧くださいね。^^