ホホバオイルは低刺激でアトピーなどで敏感になったお肌にも使えますが、湿疹や乾燥の状態によって使い方が変わることがありますよね。
そこで、今回はこれまで私がアトピーで乾燥・ボコボコ〜治りかけ〜しっとり肌と色々な肌状態の時に使ってきて「こういう使い方がよかったよ!」というオススメの使い方をまとめておきます。^^
ホホバオイルなら使い方をきちんとすれば大丈夫な事が多いですよ!様子をみながら使ってみてくださいね。
① ガサガサ乾燥してる肌(痒み少なめ)へホホバを使うとき
痒みが少なめなら、インバスオイルとして使う方法がオススメです!
インバスローションと言えば、最近はビオレやダヴなどの大手メーカーからも出ていますね。^^ ただ、原材料表示を見ると、シリコンだとかエタノール、合成香料、保存料がゴッソリ入っていて、アトピー肌には恐ろしくて使えない〜!!
そこで「ホホバオイル」の出番!
ホホバオイルはサラサラとしているものが多く、お肌に水分が残っている状態でも、少しタオルドライした後でも快適に塗り広げることができます。
他のローションと混ぜてみても、混ざりやすく、とても使いやすいのでおすすめですよ。^^
(まぜまぜ⇨乳化⇨保湿力アップ♪)
ただ、痒みが強いお肌の場合は、かぶれてしまうかもしれません。そんな場合は低刺激のローションを先に塗るのがおすすめです。
様子を見ながら、あなたの快適なポイントを探してみてください!
② ガサガサ乾燥&痒み肌へホホバを使うとき
ガサガサ乾燥&痒みが強いお肌は、何をしてもかぶれやすいかもしれません・・・。
ですが、まず低刺激のローションを先に塗ってお肌のピリピリを鎮めるとラクになれます。
低刺激のローションと言っても、私の場合は3つしかおすすめがないのが心苦しいのですが、一応ご紹介しておきますね。
●「みんなの肌潤ろーしょん」
●「アヴェンヌウォーター」
●「マミーウォーター」
↓こういう状態の肌でもシミなかったです。^^
▶︎【保湿剤まとめ】アトピー中の4年間に使った化粧水を覚えてる限り全部レビュー
シャワーやお風呂などによって血流が良くなり、お肌の角質がふやけまくってる状態でオイルを塗ると、お肌がすぐに熱を持ってしまってよけいにかぶれてしまうことが多いので、それは避けてください。
そうじゃなくて、お風呂上がりにはクールダウンになるようにローションでお肌を整えてから、ホホバオイルを塗ってフタをする。。という方法にするとラクです。
ほてりをしずめよう
かゆみ対処法の記事でもまとめていますが、痒みの元は「熱」+「痛み」。
だから、ひんやりとしたローションを塗ってほてりを冷ますと、だいぶラクになりますよ。
なお、ボディが乾燥しているなら、ボディであってもローションは必要です。ぜひ試してみてくださいね♪
③ 傷口がエグれてるようなかきむしり肌へホホバを使うとき
傷口がエグレてる肌では、ローションにもビリビリきてしまうかもしれません。っていうか傷口がある肌には、アレルギー学会的なお話では「保湿剤を塗らずに、ステロイドを塗りましょう」ですが、むしろそれがイヤな人、多いと思います。(←私です^^;)
そんなときは「まぜまぜ保湿」を試すと良いかも。
私、最近、話題だったローションを試してみたらすごくビリビリしてしまったのですが、そのまま捨てるのはさすがにもったいない!と思ってホホバオイルとまぜまぜしてみたら、全然刺激にならなくなったんです。
なので、使用感がイマイチだった保湿剤があればまぜまぜ保湿を試してみるといいですよ!
お気に入りの乳液の保湿力をアップさせたいな〜っていう時にも、別々に使わずに「まぜまぜ」するとなぜか保湿力がグン!と上がったりもします。^^
まぜまぜ保湿のやり方!
まぜまぜ保湿ミルクローションとオイルを足して、オリジナルのクリームを作る感じで軽く混ぜるだけでOKですよ!
これはホホバオイルに含まれる「油分」とローションの「水分」が混ざって「乳化」するからで、これをするとお肌への浸透や保湿も持続しやすいような感じがします♪
ピリピリして使えなかったり満足できてないローションや乳液がお家にある方は、ぜひぜひ「まぜまぜ保湿」を試していただきたいです!
まぜまぜ保湿のポイント
ホホバオイルだけでなく、アルガンオイルもOK。娘用の乳化タイプオイルともすんなり混ざります♪
オリーブオイルやアボガドオイルは重すぎてダメでした。ご参考まで^^
以上、ホホバオイルの良いところをまとめてきましたが、実はホホバオイルにも注意点があります。
最後に1つだけ、お伝えしておきます。
補足)ホホバオイルの注意点
ホホバオイルに限らず、酷い炎症や搔き壊しのある肌には「未精製の植物オイル」を使い続けるとアレルギーになることがあります。
未精製オイルの本来のメリットは「純度が高く、栄養成分が豊富」という点なのですが、一方で、敏感になったお肌には成分が強すぎる可能性があります。
植物オイルの原料はほとんどが「木の実」ですから、未精製のオイルを傷のある肌に使い続けると「ナッツアレルギー」になることが報告されていて、オーガニック分野において10年以上も日本よりも進んでいたヨーロッパ、それに次いでアメリカでも問題視されるようになってきました。
(関連記事:【アレルギーの原因が毎日のスキンケア?】一部のオーガニックコスメの経皮感作にご注意)
未精製のゴールデンホホバオイル(バージンホホバオイルとも表現されます)は、低温で圧搾機にかけられて、ろ過されただけのピュアなオイルです。
このピュアなオイルには「殺菌成分」やお肌の栄養となる「ビタミンE」やミネラルなどが豊富に含まれているので、本当はこの成分を役立てたいところですが、ホホバのもつタンパク質がアレルゲンとなってしまうかもしれないというワケですね。
傷のある敏感肌には精製済みのオイルを使いましょう
精製されたホホバオイルは、精製過程において熱処理とろ過が行われるため、「ビタミンE」やミネラルなどは省かれてしまいますが、ホホバの保湿成分である「ワックスエステル」の保湿効果やバリア機能は残ることになります。
また、熱処理を施すため「アレルゲン成分」が破壊されるため、アレルギーにはなりにくくなります。
食物アレルギーを持つ方はよくご存知かと思いますが、熱を通すとアレルギー性のタンパク質が分解されるためですね。
・・・というわけで、お肌が敏感すぎて心配な方や、小さなお子さんは「未精製」を使うのは避けて、精製された安全なホホバオイルを使うのが良い、ということを覚えておいてくださいね。^^
まとめ
今回はホホバオイルのオススメ使い方についてまとめてみました!今のアナタの肌状態に合いそうな使い方はありましたか?
ちなみに、敏感肌ですでに赤みがあるようなお肌、かゆくてよく引っ掻いてしまうようなお肌にホホバを使うなら、ホホバオイルは品質の良いものを使うように徹底するように!
とくにフェイシャルに使うものは、気をつけてください。私もいろいろな物を使ってきましたが、ほぼほぼ、価格と品質は比例します。
理想はオーガニック&未精製ですが、肌が荒れまくっているようなら精製品を探しましょう♪本当に色々な種類がありますので、品質を吟味することが重要になってきます。
私が3年間に何度もリピートしているホホバオイルは以下のページでまとめていますので、ぜひチェックしてみてください♪
>>【ホホバオイル3選】サラサラ&保湿&オーガニック。アトピー肌によるレビュー
(*サイト内の別ページにジャンプします)
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その他、オイルに関連する記事
文中で引用したオイルに関連する記事はこちらです。もっと深く知りたい方はこちらもぜひ読んでみてください。^^
・【アレルギーの原因が毎日のスキンケア?】一部のオーガニックコスメの経皮感作にご注意)
・【保湿剤まとめ】アトピー中の4年間に使った化粧水を覚えてる限り全部レビュー
・【保湿剤にかぶれたら】重症度別・痒みを今すぐ和らげる効果的な方法はコレ!
(*サイト内の別ページにジャンプします)