アトピーのためのヘルシーレシピ

アトピー持ちが避けるべき【油分、脂肪分】を整理してまとめてみた。

投稿日:2020年2月21日 更新日:

アトピーって一度ひどくなると、何を食べてもかゆいもの。ですよね。

で、とくに「油」や「脂肪分」は、食事管理をする上で最重要科目です。アレルギーにも大きく影響しているからです。

今日はアトピーと油の摂取について、私が栄養学の本を読んで学んだことをざっくりと整理してまとめておきます。

 

摂るべき油、避けるべき油

アトピーのケアを目的とした栄養指導で、「油分」を控えるよう指導されることがあります。

母乳育児をしたことがある方で、乳腺炎にかかると似たようなことを指導される場合があると思いますが、これは母乳に含まれる脂肪分の濃度を薄くすることが目的です。(「母乳の質」等といわれています。)

で、授乳中の栄養指導では、具体的には「植物性油脂や動物性脂肪を少なめに」などと教わることが多いかと思います。

で、アトピーの食事指導でも同じことを教わることがあるかと思います。ネットや本にも書かれているから、目にしたことがある方は多いのでは。(^^)

 

でも、このとき、「植物性油脂や動物性脂肪を控える」とだけしか教えてもらえないと、けっこう困りませんか?

栄養学なんて中学校の保健体育でさらっと習っただけだし、よく分からないままにしがち(私のことです^^;)。極端に言えば、「動物性脂肪→お肉の脂肪分」と勘違いしてしまうことだってあると思います。

ですが、健康管理をする上で、それってけっこう問題なんですよ。

何を取るべきか避けるべきかを整理するために、油にはどんな種類があるか確認しておきましょう。

 

摂るべき油、避けるべき油の種類を具体的に押さえておこう

まず、植物性油脂といえば、植物油ですね。別名、調理油。

揚げ物炒め物マヨネーズなどお料理に使うような油です。

原材料表示を見ると【植物性油脂】と書かれてるやつ。(①)

 

そして動物性油脂ですが、動物性油脂には2種類あります。

1つ目はお肉に付いてる脂肪分で、原材料表示には肉の一部として含まれてますのであまり出てきません。(②)

2つ目は、牛のお乳由来の乳製品で、【乳製品】とか【】とか書かれてます。(③)

では、それぞれ解説していきましょう!

 

①植物性油脂→避けたいアブラ!

植物性油脂は全般的に避けるべきです。

油の何がダメか?というと、料理のために熱するのがよくありません!

アブラはもともと酸化しやすいのですが、この酸化したアブラがよくなくて、さらに熱を加えるともっと酸化しやすくなります。

揚げ油のように高温で加熱しつづけると、黄色くてサラサラしていた油がオレンジ色のドロっとした感じになるでしょ?それが酸化。

つオレンジドロドロ油は体にとって百害あって一利ナシなシロモノなので、やめておきましょう!

中には加熱しても変質しにくいグレープシードオイルなんてのもあるけど、バカみたいに高いしそこまでして油料理食べてもね(^^)と思うワケです。

→つまり「植物油」を使ったお料理はなるべく避ける!

 

ただ、例外的に、生のまま食べるようなエゴマ油、ゴマ油、オリーブオイルだけは摂ってもOKです。バゲットに付けたり、お料理に垂らすだけならヘルシーですよ♪

ここ数年、「地中海式食事法」というものも出てきていますが、これはオリーブオイルを活用して健康を維持する〜みたいな考え方で、オリーブオイルは熱を加えても酸化しにくいためヘルシーと言われています。

ただ、オリーブオイルもアブラであることには変わりないので他のアブラよりは』ヘルシーという前置きを忘れずにいておくと良いと思います。

 

 

②動物の脂肪→積極的に摂りたいアブラ!

鶏肉の皮などは確かに避けておいた方が無難なのですが、豚肉や牛肉のロースなどの赤身肉の側についた脂肪分はむしろ消化しやすくて、体にとってすぐに役立つエネルギー源なんですよ。

お魚の脂肪分も体にとって良いもので、肉の脂肪よりも人体には良い効果があると考えられています。DHA・EPAが含まれているからですね♪

DHA・EPAは魚の脂肪分に多く含まれている成分で、血液をサラサラにする働きが研究でわかっています。

で、お肉の脂肪分は何になるかというと、筋肉や血管をしなやかに保つ働きがわかっており、これが肌ツヤや保湿力に関係してくると言われています。

だから、そういうお肉なら食べてもそれほど体に悪影響を及ぼすということはないんじゃないかと。さすがに油分ばかり食べてはいけませんが、くっついてくる分は仕方ない!美味しくいただきましょう♪

ちなみに、脂肪分はコレステロールが上がる〜とか言われてますが、コレステロールって生まれつき高い人は高いし、食べ物なんかでコレステロール値はそうそう変わるものじゃないんだそうです。

気にしない方が良いとむしろ最近は言われています。

 

→つまり、動物性脂肪は美味しくいただく!

 

③乳製品に含まれる脂肪分も避ける!

乳製品のなかで代表的なのはバターやチーズ、牛乳などのことを指します。乳製品は賛否両論なので、議題に揚げるかどうかも迷いましたが、一応個人的な考え方なのでシェアしておこうかな・・・^^;

あくまでアトピーケアの観点から言うと・・・ですが、これは避けるべき油分です。

つまり、アトピーの人や消化機能が落ちてる方が避けるべき「動物性の脂肪」は「脂肪分」じゃなくて「乳製品」なんですよ。

 

で、乳製品の何が問題なのかというと、中に含まれてる乳糖と脂肪分

人間のお乳じゃないので、分解しにくいと言われています。

ま、乳糖だけについて付け加えておくと、乳糖はビフィズス菌のエサになると言われているので100%害ってわけでもないようなのですが、微生物学はまだまだ解明されていないことが多いので確定していないことは言いません。

さて、この乳糖、日本人のじつに2人に1人は、この乳製品をきちんと消化吸収できない体質なんだとか。。。(成長に従い、ビフィズス菌以外の菌が増え、残りのビフィズス菌の残党たちが代謝しきれなくなり、乳糖不耐症となるという流れが憶測されている)

かなりの確率ですよね。私もコーンフレークに牛乳を入れると高確率でお腹がゆるくなります。

 

→つまり、『牛乳でゴロゴロ』に心当たりのある方は避けましょ!

 

ところで:植物性油脂の1日の目安量ってどのくらい?

ここまで植物性油脂はダウトよ〜というハナシをしてきましたが、では実際にどのくらいまでなら摂っていいのか、気になりますよね。

食用油は、以前、「油マネジメント」という言葉がテレビCMで放送されていましたが、

1日あたりの摂取量は20〜30g程度までとされています。

ちょっとわかりにくいので調理例を出してみますが、例えば揚げ物だと、たとえば唐揚げ1個には大体3〜5gぐらいの油が含まれるそうです。(4、5個食べたらもうアウトじゃん!笑)

ちなみに、唐揚げを作る時に皮つきの鶏もも肉を使うと動物性脂肪も多くなり油の摂り過ぎになるので、皮は取り除きましょうね。(おかーさん、その一手間を頑張って!)

ってゆーか、揚げ物って美味しいから、気を付けていてもどうしても多く食べてしまいがちですよね。ならばいっそのこと1つも食べなければいいんじゃ?!?!と思うワケですが・・・そうも言ってられないのが私たちのひじょーーーーーにメンドクサイところですよねぇ。。

アトピーひどい人は揚げ物は徹底的に抜いてる人は多いですね。私も一番ひどい時は揚げ物は食べませんでした。私たち家族にとって、揚げ物=食べるとすぐにアトピーが痒くなる料理だったので。

アトピーよくなりたいなら揚げ物は避けておきましょう。

 

 

結論:油は体には必須!全部は抜けないし、抜いちゃダメ

ここまで色々書きましたが、なんかメンドクサイ!細かい事考えずに油をとことん減らせばいいのでは?

と思うでしょうけど、そうもいきません。動物脂肪のところで触れましたが、油の摂取を減らすと、体に必要な油分が不足して体全体の「しなやかさ」が失われていくからです!

 

体からしなやかさが無くなると・・・

体からしなやかさが失われるとどんな健康被害が起きるかというと、たとえば

  • 血管が切れやすくなったり(脳卒中)
  • 筋肉が凝り固まったり
  • 脂溶性ビタミンの吸収が悪くなったり

と、色々な弊害が起きてしまうんです。

 

例えば、にんじんに多く含まれるビタミンAは脂溶性ビタミンの代表格です。脂溶性っていうのは、アブラに溶け出しやすいという意味。

つまり、にんじんはそのまんまボリボリ食べても、肝心のビタミンは1/3も吸収できてないとか。

なので、人参は茹でてマヨネーズとあえたり、鶏肉と調理したり、油やごま油で炒めてきんぴらにする事は理にかなっています。炒める程度なら大さじ1杯もあれば十分だと思いますしね!

というワケで、油を必要以上に減らすとお肌がカッサカサになります。要するに、足りなくても多すぎてもダメってことです。気をつけましょうね!

 

 

まとめに

最後にまとめておきます。

  • アトピーの人が避けるべき脂肪分→植物油【OIL】、乳製品【MILK】
  • 逆に摂るべき脂肪分→動物性脂肪【FAT】

こんな感じの分け方なら覚えやすいかな?と思います。

つまり

OIL, MILKはダメで、

FATならオッケー

ってことですね。

最初は違和感かもしれませんが、1週間も続けてみると慣れると思いますし、ブワワーーっと痒くなるのが少なくなってくると思いますよ♪

私自身、アトピーに悩んでる間はいろいろな食事療法を試してきたし、栄養学もオーソドックスなものから民間療法みたいな変な方法までアホみたいにガシガシ学んできましたが、

アトピーなどのアレルギーに影響するのは結局、「植物性油脂」と「乳製品」の量(摂り過ぎ)だと思います。

ステーキの脂肪とか鳥もも肉食べてもぜんぜんかゆくならないもん。。。

ただ、お肉を食べるとお腹が重くなる方明らかに胃腸の消化力が落ちてると思います。

アトピーで寝不足とかストレスが続くと、胃腸の消化力が落ちて、それがさらにアレルギーを強くしてしまうので、胃腸は大事にしてくださいね!

炒めるよりも煮る調理法にシフトしてみてください。お肉の調理法についてはまた別のページで説明していますので、ぜひお試しあれ(^^)

また、乳酸菌、L-グルタミンなどのサプリを摂ることも腸の健康には役立つことが研究によってわかっています。

私はアトピーが一番ひどかった時、サプリを活用して体調管理をグイグイ進めていましたが、治った今から振り返ると、サプリ無くしてはアトピーは克服できてなかっただろうなと感じています。

実際、アトピーが本当にひどい時は、何を塗ってもムダな時だってあります。アトピーの炎症って体の内側から出てくるんですもん。

外側から塗るだけじゃなくて、内側から体調を整えたい人は、ぜひサプリの活用法を検討してみてください。

 

ではでは、今日はここまでです。あなたのアトピーケアの参考になったら嬉しいです!

最後までお読みくださり、ありがとうございました♪^^

 

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