ビオチン療法

ビオチン不足が乾燥肌・アトピーに影響する理由をもっと突き詰めて考える

投稿日:2017年12月15日 更新日:

季節性のものだと思っていたのに・・・お肌の乾燥やアトピーが慢性化すると、こんな悩みが出てきませんか?

  • アトピーの引っかき傷がなかなか治らない
  • いつもお肌がカサカサしていて、冷え性も酷くなってきた

こんなときはお肌が「栄養不足」に陥っているのかもしれません。それを改善させてくれるのが「ビオチンサプリ」ですが、どうしてそんなにビオチン不足がアトピーに影響するのでしょうか?

今回は「ビオチン」がアトピーに必要な理由について突き詰めて考えてみました。

 

ビオチンの働きとは?

まずはビオチンの基本をざっとおさらいします。

ビオチンとは、皮膚細胞の再生に欠かせないビタミンの一種です。 正式には「ビタミンB7」で「ビタミンH」とも呼ばれています。ネズミの皮膚炎を防止することをドイツ人が発見したため、ドイツ語で「皮膚」という意味の「Haut」の「H」にちなんで名付けられた、とされています。

ビオチンの体内での効果は「皮膚や粘膜の健康を維持する」というものです。

ビオチン製剤の作用:体内にビオチン(ビタミンH)を補充し、湿疹や皮膚炎、にきびなどの改善
(引用元:ビオチン製剤の解説|日経メディカル

ビオチンは主に皮膚科では「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」の治療に処方され、皮膚疾患に効果があるとされています。

さらにアトピー目線で具体的な効果を確認していきましょう。

 

ビオチンの効果と働きをもっとアトピー目線で具体的に!

ビオチンには大きく分けて3つの理由が確認されています。

①炎症が起きるのを防ぐ

まず、ビオチンは、食べたものを消化分解・吸収する酵素をサポートし、体に必要な栄養素を吸収しやすい形にしてくれる働きがあります。具体的には、体内で「糖分、脂肪、タンパク質」の代謝にかかわる4種類の酵素をサポートしています

未消化のタンパク質が血中に入り込むと「アレルゲン物質」となり炎症を起こしますが、ビオチンはタンパク質を分解する酵素をサポートするので、これを未然に防ぐことができます。

②ヒスタミンの生成を防ぐ

ビオチンは痒みを引き起こす「ヒスタミン」という物質の原料となる「ヒスチジン」と結合し、ヒスタミンが作られるのを阻止します。

よく「生卵を大量に食べるとビオチンが消費される」と言われますが、生卵にはヒスチジンが多く入っているためです。

③血流を改善し、皮膚のターンオーバーを促す

ビオチンが不足すると皮膚細胞のターンオーバーが損なわれますが、古い皮膚細胞がいつまでも取り去れないためアレルギー物質を肌から排泄することが困難になります。

ビオチンは皮膚細胞のターンオーバーをサポートするため、結果的にアレルギー物質が早く体外に排泄できるようになります。

 

炎症の抑制、痒み成分の抑制、皮膚の血流の改善。この機能だけでも、アトピーなどの皮膚疾患を根本的に治すにはかなり重要な栄養素であることが分かりますね。

私個人が飲んでいる感覚では、「血流アップ」の効果が大きいです。お肌の血流が良くなって栄養が行き渡るからか、お肌が少しずつ強くなっていくような感じがします。いわば「ビオチンが素肌力をアップしてくれる」と言えます。

 

やっぱり「血流アップ」は肌質改善のカギ!!

なので、それをサポートしてくれるビオチンはぜひ積極的に摂りたいトコロですね。^^

「血流アップ」といえば、似たような効果をもたらしてくれる医薬品があります。
皮膚科に通っているアトピーさんならご存じでしょうが、お薬の名前は「ヘパリン類似物質」。乾燥しやすい肌を保湿・肌質を改善するために処方される「ヒルドイドクリーム」や「ヒルドイドローション」「ビーソフテンスプレー」などの保湿剤の主成分です。
この成分も医学的に肌質改善作用が認められているため、長年にわたって使用されてきました。
参考:ヘパリン類似物質の効果と副作用 - 【医師監修】スキンケア大学

肌の血流を改善=乾燥肌が改善されるメカニズムは医学的に証明されています。

 

アトピーだって美しくいたい!ビオチンの美容効果

ビオチンは肌細胞の下に巡っている「毛細血管」を強くします。

つまり毛髪にも効果があります。

私も個人的にこの効果が気に入っていて(笑)高用量のビオチンを飲み続けているとまつげがフッサフサになります。伸びたり、産後に脱毛したところから産毛が生えてくる・・・なんていう育毛作用もありました。

あとは、ビオチンは爪を強くしてくれます。合成ビオチンのレビューを見るとネイルアートをする女性の間でもビオチンは評価が高いようですよ。^^

 

ここまでで、ビオチンがお肌を強く育てるためには必須な成分であり、ビオチンが体内で不足するとアトピーが悪化してしまう可能性がある。ということがお分かりいただけたかと思います。

では、なぜビオチンが不足してしまうのでしょうか?

ビオチンが不足してしまうのには様々な理由があります。次に、ビオチンが不足してしまう理由について詳しくご紹介します。

 

ビオチンが不足する理由とは?

ここではビオチンが不足してしまう理由をご紹介します。

正直、納得できるものもあれば「エッ!?そうだったの?」と不安になるものもありますが・・・とにかく知る事から始めましょう!何が体に良いか悪いか分かるようになれば、対策もしやすくなるはずです♪

 

ビオチンを消費する薬

●抗生物質、抗真菌剤

健康な人でもビオチン不足になる事があると言われています。それが、これらの「菌を殺す薬」の長期服用です。

ビオチンは食べ物からも摂取できますが、腸内で「善玉菌」によって作られるビタミンでもあります。

しかし、ほかの感染症などの治療のために抗菌剤を使うと腸内の善玉菌が殺されてしまい、体内ビオチンを生み出す事が難しくなり、不足してしまうというワケです。

抗生物質はやむを得ず服用する事は仕方ないので、診察時には必ず一緒に整腸剤(乳酸菌)を処方していただくようにお医者さんに相談するようにしましょう。「お腹が弱いので」と言えば快く処方してくださるはずですよ。^^

なお、抗生物質の種類によって併用できる乳酸菌の種類は変わるため(耐性菌といいます)、自己判断ではなくお医者さんに処方してもらうのがベストです。^^

 

ビオチンを消費する食べ物・飲み物

ビオチンを消費する食べ物

●生卵

卵は加熱するとビオチンの宝庫(1個につき10mcg)ですが生で食べると逆にビオチンを消費するので注意。

●乳製品

牛乳や生クリームは、腸内の悪玉菌のエサになりやすく、そのせいでビオチンを消耗してしまいます。
また脂肪分は分解に多くの酵素を必要とするため、もともとビタミンを消費しやすいです。
ヨーグルトはビフィズス菌以外の種ならビオチンを消費する恐れはありませんが、お通じの状態が悪いならビフィズス菌も必要になりますのでバランス良く摂るようにするのがオススメ。

●キムチなどの辛い韓国料理

カプサイシンとニンニクがビオチンを消費してしまいます。
キムチは植物性乳酸菌を多く含みますが、同時にビオチンを消費するという側面をお忘れなく!

 

ビオチンを消費する飲み物

●コーヒーなどカフェインを含む飲み物

利尿作用が強い飲み物は、ビオチンを排出させてしまいます。
良い物も悪い物も一緒にして排出を促してしまいますので、飲み合わせ・食べ合わせに気をつけましょう。

●アルコール

同じく利尿作用でビオチンを排出します。
さらに、アルコールを分解する時に体のビタミンを多量に消費します。

 

以上が、ビオチンをが不足してしまう理由です。いくつか思い当たる節はありましたか?

全部をまったく摂らないというのはさすがに無理があると思いますが、普段の生活の中で少しずつ心がけていくと、これから始めるサプリも無駄にならなくて済むのではないでしょうか。(^^)

 

注目!アトピー治療の妨げになる「乳酸菌」があります

ビオチンは腸内での善玉菌の活動が深く関わっているとされていますが、じつはこれに関連して、頑張り屋のアトピーさんだからこそ陥りやすい、意外な落とし穴があります。

ショッキングなことに、なんとビオチンは一部の乳酸菌のエサとなり、消費されてしまうんです。

ビオチンをエサにする乳酸菌は「ビフィズス菌」

ビオチンを食べてしまう乳酸菌の種類は「B.」と名のつく「ビフィズス菌」です。

ビフィズス菌は一般的なヨーグルトやチーズなどの乳製品によく含まれるので、アトピーケアのために食生活に取り入れてきた方も多いかと思いますが、ビフィズス菌がメインで入っている乳酸菌サプリやヨーグルトを摂るのはあまりオススメではありません。

もちろん整腸効果はあるので便秘の方はビフィズス菌を摂るといいですが、高濃度のビオチンサプリも一緒に摂る方が「アトピーケア」という目線では良い、ということですね。^^

というわけで、ビフィズス菌はほどほどにしておくか、ビフィズス以外の他の種類もあわせて摂取するようにしましょう!

 

補足

ビフィズス菌には研究機関で認められた健康効果(便秘の改善、風邪の予防など)があります。種類によっては免疫機能を高めてくれるものもあります。

ビフィズス菌は他の乳酸菌と違って「大腸」に住みます。大腸は食べもののカスを便として整える機能をもつので、ここに住むビフィズス菌は整腸作用に直接影響を及ぼすため、整腸作用を求める人にはなくてはならない存在ですよ!

繰り返しますが、このデメリットを回避する方法は「ビオチンサプリを飲むこと」です。詳しくはこの記事の最後にご紹介しています。^^

 

ビオチンと腸内環境の密接な関係

腸内環境とビオチンについてもう少し詳しくお話ししておきますと・・・

健康な人の腸内では、胃腸の消化機能によって食べたものがビタミン・ミネラル・アミノ酸などまで分解され、吸収されます。

吸収されたビタミンやミネラルは血流に乗って体の隅々まで行き渡り、エネルギーになったり、細胞組織の材料になったりして細胞の生まれ変わりをサポートしています。こうして細胞分裂が繰り返されて肌が新しいものに生まれ変わるーー。これが正常なターンオーバーであり、正常にターンオーバーしているお肌は強く、外部の刺激を受けにくいです。

ここまではご存じの方も多いと思います。

ところが、腸内環境が悪化すると、まず消化機能が衰えて、食べたものをうまく分解しきれません。本当ならアミノ酸やビタミンミネラルまで分解しなければいけないのに、分解しきれなかった食べ物(未消化タンパク質)が「異種のタンパク質=アレルゲン」となり、これが血中に入り込んでしまうとアレルギーを起こします。

増えすぎた悪玉菌がビオチンを食べちゃったり、悪玉菌の出す毒素によってビオチンが体内へ吸収されるのが阻害される事もあるそうです。

そのため、いくら健康に良いものを食べても、アレルゲンとして体に吸収されたり、十分に体に吸収されないまま排出されてしまい、結果としてお肌が栄養失調になってしまうのですね。

だから、ビオチンだけ、乳酸菌だけではなく、「ビオチン療法」として協同しあう成分をまとめて摂ることがオススメなんです。

せっかく摂るビオチンだからこそ、乳酸菌だからこそ、お互い助け合って悪玉菌をやっつけていってほしいものですよね。^^

 

まとめ

というわけで、今回はビオチンの働きアトピーへの影響、そして不足する原因について深掘りしてみました。

乳酸菌と一緒に働いているビタミンは他にもありますが、ビオチンは特にお肌に必要不可欠なビタミン!!ということがお伝えできたなら嬉しいです。^^

最後のまとめに、ビオチンについてもう一度ざっくりと振り返ってみましょう。

  • ビオチンの機能
    抗炎症作用、ヒスタミンの抑制、お肌の血流アップ
  • ビオチンが不足する原因
    便秘など腸内環境の悪化、抗生物質の長期服用
    ビオチンを消耗する食べ物や飲み物
  • ビオチンと乳酸菌の関係
    ビフィズス菌は整腸作用があるが、ビオチンを食べてしまう側面も
    乳酸菌サプリを摂るときはビオチンも一緒に摂る

 

もともと不足しやすいビタミン&アトピー体質では体内で吸収しにくく、生み出すチカラも弱い。

→だから、ビオチンを積極的に補うことが必要。

と覚えておくと良いと思います。^^

 

これからビオチン療法を始めるあなたに・・・

以下のページで、私が2年以上継続中&読者さんにも好評な【オススメのビオチンサプリ】をリストアップしています!

私が推奨しているのはアメリカサプリです。コレしかリピートしてません。というか、日本のサプリには高用量で良いものは今の所ありません。

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>>日本では買えない高濃度5,000mcg! おすすめ天然ビオチン2選&最安値情報

あなたのアトピーケアのお役に立てたら嬉しいです!^^

 

アトピー体質を改善するために気をつけたいこと

乾燥肌、じゅくじゅく体質…体質は人それぞれです。季節によって変わるし、花粉や空気の乾燥、ストレスも。

心も体も敏感、外から揺さぶられやすい。それがアトピーだから、私たち親子は、アトピー体質改善のためにトータルケアに取り組んでいます。

  1. スキンケアの徹底
    …低刺激の洗浄料は必須!! ボディーソープ
    …できれば保湿剤も見直す。
  2. 睡眠不足の改善
    …睡眠時間はゼッタイ確保!理想は7時間。痒みで眠れないのは不眠の始まり(;;) 安眠サプリで対処を(10歳以上)。
  3. 腸内環境の改善
    食生活サプリで効率よく栄養を補う。

「まんべんなく7〜8割満たせるようにする」のが長続きのコツ。

アトピーにストレスは禁物!なるべくストレスにならないように続けてくださいね♪

あなたのアトピー改善に少しでもお役に立てたら嬉しいです。^^

 

【おすすめ基礎知識】
自宅でアトピーをケアする上で大事な基本知識はここから学びました。
内容はちょっとシブいですが、正統派の内容です。^^
アトピーを90日で改善する方法~7つの秘訣~

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